AYAKA FARIHA

現代美術家。

静岡県出身。京都在住。

2歳の時から絵画教室に通い、自分のイメージする絵を描くためには、観察力がいかに重要
かを学んだことから、毎日身近な植物を何時間も観察するようになる。そのうちに、自分
と植物の境界線があやふやになり、自身が植物の中に埋没していくような感覚を抱く。

幼少の頃より、四季折々の多彩な植物の内側からインスピレーションを得た、不可思議で
神々しいミクロの世界を絵画として表現するには、高度で精緻な技術力が必須であること
を思い知ったことが、その後のアーティスト人生に大きな影響を与える。

高校生では生活デザイン、女子美術短期大学時代には絵画コースを専攻し、油絵、アクリ
ル画、モザイク画や版画など幅広い技法を学ぶ。倉敷芸術科学大学では、現代表現コース
を専攻する傍らで、染織や手描き友禅染を学ぶ。

学生時代より公募展等のコンペティションに挑戦し、その圧倒的な技術力とオリジナリテ
ィ溢れる感性で、数々の賞を受賞。卒業後は京都の染織の工房で修行し、金彩、ロウ吹雪
染等の伝統的な技法を学び、自作の着物が作れるまでに習得した。

アクリル絵画、シルクスクリーン、友禅染め、アリワーク刺繍など、幅広い技法を駆使し
たアヤカの作品に一貫しているのは、自然と人間との共生をテーマに、現代の暮らしの中
に溶け込むデザイン性の高い現代アートであること。

 

2025年より現代美術家 AYAKA FARIHAとして本格的にアーティスト活動を始動。

 

個展
2025 「四季彩にたゆとう水玉」＠表参道ヒルズ 同潤館2F/3F

受賞歴
2011三島市美術展舜堂賞
2010京展入選
2010倉敷芸術科学大学加計勉優秀賞
2009京展館長奨励賞