アートとファッションを融合したオートクチュール的作品。 ファッショニスタとして知られるレイモンドが、アクリル絵の具で描い た絵画の上に、スパンコールを１つ１つ手刺繍で縫い付け、 キラキラした独自の世界観を創造。 作品の舞台となっているのは、フランスのベル・エポック（美しき 時代）として知られる、19世紀末から20世紀初頭。パリの ムーラン・ルージュには、美しい踊り子の刺激的なショーを求める 芸術家、知識人、ブルジョワ、労働者が階級の垣根を超えて 集まり、新しい時代を拓く文化的な交流の場となった。 KIRA KIRA シリーズは、2010年代制作し、2015年のNYの アートフェアで展示して以来、10年余の時を経て日本初公開。